信州紬　草木染　手織　反物です 信州紬はネップのある生糸を使用して 凛としていても暖かみのある佇まいを演出します。 こちらの物は写真では分かり難く残念ですが、横糸は黒で、縦糸は緑の入った青で（写真4枚目のフリンジが縦糸）光の加減で玉虫の様に色が変化します。織り込みの柄はレモンの様なカラシまで行かない清々しい黄色です。 この織り込みの柄が効いていて、パッと明るく引き締まって見えます。 かつて実家が呉服業を営んでおりました。 家業は白生地の反物から選び、ブックと呼ばれる染め見本からお客様に選んでいただき、染め上がりを採寸して仕立て、帯選びや小物などをトータルで提供していました。 今やお付き合いのあった仕立て屋さんはもう皆さんいらっしゃらないので反物の物ばかりになりましたが、こういった織物や白生地がございますので特に質の良い物は、時間は経ってもまだまだ新品の様に素晴らしい状態で、寧ろ今はなかなか見かけない手の込んだ物がまだまだあり、呉服をお分かりの方に是非選んでいただきたく出品しております。 #呉服 #着物 #信州紬草木染