Telor 28mm f2 ライカL改造ハンガリー製 シネレンズ

ハンガリー製で映画撮影用としてプロが使用していたオールドシネレンズです。 ヘリコイド付きライカL39スクリューマウント改造。絞り羽根も付いてます。無限遠は私が使用しているマウントアダプターでピッタリで、最短撮影距離は同じく焦点工房のヘリコイド付きマクロアダプターを装着して実測13cmまで寄れました。 当時のシネレンズはプロ用機材として設計さているので開放からシャープな写りで中央部の解像力も非常に高いです。 発色もスチル用とは違い長時間見ていられるニュートラルな発色でシネレンズらしいボケ味も魅力です。通常の静止画用レンズとは比較すると一線を画す描写力なのでオールドシネレンズを試したことがない方は是非一度p試してみることをおすすめします。 また、環境によってヘリオスの様なグルグルボケが発生します。ミラーレスカメラで使用できます。私はL/M変換リングを装着してライカMマウントアダプターを装着してSony初代α7や最新のα7cⅡで使用していました。 35mm判フルサイズだとケラれます。APS-Cモードにすると周辺光量落ち程度に改善され、この場合はフルサイズ換算で焦点距離42mm相当で使用できます。 さらに、Sony独自技術の超高解像度ズームを1.2倍に設定すると光量落ちもなくなりフルサイズ換算の焦点距離は47.6mm相当になります。 さらに中央部の写りを楽しみた場合は1.5倍までクロップ(フルサイズ換算の焦点距離63mm)してもいいですし、MAXの2.0倍までクロップすれば中央部の高解像度を堪能できます。この場合フルサイズ換算84mmになり中望遠レンズとしても使用できます。 また、マイクロフォーサーズ(M4/3)機でも使用でき、その場合四隅はケラれません。 ただ、オールドレンズは特殊なボケや収差が美味しい持ち味なので、私はAPS-Cモードで周辺光量落ちと狂暴なボケを楽しんでいました。 レンズは小チリ程度でカビやクモリはありません。あくまで古い改造シネレンズですので理解ある方、是非どうぞ。 焦点距離...19〜70mm 開放F値...2.1〜2.8 その他特徴...オールドレンズ、前面レンズキャップ付き、背面レンズキャップ付き