手彫り木製品 我が家の仏像 仏教徒の像

この仏像と全く同じものを見かけたのがメルカリを始めるきっかけでした。タイ、インドネシア、マレーシア辺りの物だと聞いています。 死んだ祖父が東南アジアからおみやげで持ち帰った現地産の仏像です、我が家は没落し借金塗れで仏壇の仏像まで先に手をかける有り様でしたがこの仏像だけが生き残りました。カルト教団が勧誘に来た時は祖父が「ウチはこの仏様が守っている！」と片手に掴んで叫びながら勧誘に来たカルト教団を追い回したものです。 そんな祖父は日本海軍佐世保鎮守府主計科出身。主計科なのに鉄砲を持たされ部下ともどもフィリピン戦線に送られかけるも敗戦で命拾い、戦後はカネと女癖の悪さから参加しようとした日本の黒い霧に「アンタはダメだ」と参加を突っぱねられ思い立って起業。成功するも前述のカネと女癖の悪さから家を4回傾かせ没落させ何を考えたか日本道路公団に入社して頭角を現し晩年は有明海沿岸道路などに携わっていました。80代の頃は年収10,000,000万円あったのですが「お前らにやるカネなど1円も無い！」と発言して極限まで家と家族の人生を傾かせ自分第一でやりたい放題、カネのトラブルだけで無くぶっ飛んだ破天荒な性格からどこでもかしこでも敵を作りまくり最後は愛人に毒を盛られ横死しました。 私にとっては思い出深い仏像です。