木版画 有明天界 1989年 牧野宗則

私の以下の説明をそのまま盗用して、作品価値と見合わない安い値を付け、「販売」している悪質サイトがあります(問合せ先が「難波和美」)。多分詐欺サイトだと思われます。エディションNOが同じです。詐欺に引っかからないようにご注意ください。 　牧野宗則氏は、現在も活躍中の木版画家です。伝統木版の超絶技巧を駆使して、新しい版表現に挑んでいます。時に３０～４０数度にも及ぶ驚異的な重ね摺りを、分業(「絵」「彫」「摺」をそれぞれの専門家が行うという方法。北斎や広重など江戸時代の世界的に評価の高い絵師達の作品もこの方法によった)によらず、全て一人で手掛けています。自然の生命の輝きを、息をのむような鮮やかな色彩で表現しています。他の追随を未許さない唯一無二とも言える作家です。 　この作品は1989年に製作された、有明海と雲仙普賢岳をモチーフに、その美しさをクリエイティブに表現した作品です。今では、中々手に入らない大型作品です。 　それなりの年数が経っていますので、光の多くない場所に飾っていましたが、僅かな焼けはあると思います。また、額の一部に小さな傷がありますので、気になる方が額を新調される費用分を引いています。 大きさ 　版画　縦76㎝　横52㎝ 　額　　縦98㎝　横74㎝