John Wettonの「Caught In The Crossfire」は、限定ゴールドエディションのCDで、音楽ファンにとって貴重なアイテムです。 新品につき小傷汚れ等ございます。 神経質な方ご遠慮ください。 ８０年発表の１ｓｔ。Ｕ．Ｋ．在籍時に発表されたリチャード・パーマー・ジェイムスらと結成したJACK-KNIFE による 『I WISH YOU WOULD』を除けば本作が実質的なウェットンのソロ作となる。エイジアの布石にもなる非常にポップでストレートな楽曲で占められ、彼の本質がポップ・シンガー/ソングライターであったことが良く分かる内容である。そんなわけで楽曲自体は軟派とは言えるが、プログレ的な色気を全く出さない一本筋の通った内容になっており、いわゆるパワー・ポップの名盤の一つには数えられる作品だと思う。１．のタイトルからも何となくローラーズの雰囲気が、楽曲、演奏ともに感じられるが、裏を返せばパワー・ポップとしてはそれだけ出来の良い作品であり、かつ、演奏をハード・ロックよりに置き換えればそのままエイジアで使えそうな楽曲も多いため、様々な聞き方が楽しめる好盤だと思う。もちろん生っ粋のプログレ・ファンには受けは悪いだろうが、良くも悪くもウェットンが歌えばプログレ風味にはなる。こういうポップな曲にも彼の声は非常にマッチしていることが分かり、彼の器用さがそれだけ際立つ作品である。バックも結構凄く、バッド・カンパニー/フリーのサイモン・カーク(dr)、ジェスロ・タルのマーティン・バレ(g)、元モーガル・スラッシュのマルコム・ダンカン(sax)、一曲のみ作詞にピート・シンフィールドが参加するなど意外なメンツが、意外な楽曲を演奏しているビックリ箱的な作品としても楽しめる。 - アーティスト名: John Wetton - アルバム名: Caught In The Crossfire - エディション: Limited Gold Edition ご覧いただきありがとうございます。