国立科学博物館が選定する2020年度重要科学技術史資料（未来技術遺産）に登録されたトプコンREスーパー／REオートトプコール5.8cmf1.8プロテクトフィルター及びレンズキャップ付の出品です。 　トプコン REスーパーは、1963年東京光学機械株式会社（現：トプコン）が世界で初めてTTL(Through the Lens)測光方式を実現した35mm一眼レフカメラで世界のカメラ愛好家から高い評価を受けた製品です。 「機体の状態」 　出品のカメラの状態は、経年使用によるスレやキズと小さなアタリがあります。光学系はレンズを含め分解清掃済みですが、取り切れないキズやチリ及びクモリが残りました。プリズム及びスクリーンは比較的状態の良い物に交換しました。ファインダー視野は実用レベルです。 　露出計メーターは生きており出た目で撮影しましたが現像結果は概ね良好です。さすがに気動車の前照灯をモロに受けた夜景ではフレアーが出てしまいました。（作例写真参照の事） 先幕に若干のヨレは有りますが、シャッタームラは無く低速含めて問題ない実用レベルのカメラと言えます。 Xシンクロ確認済みです。モルトプレーン交換済みで光漏れはありません。 　「注意点」 ・1.5VMR9代替電池を使用した場合はISO感度で補正（∔1/2～1段）をして下さい。 ・裏蓋開閉ボタンは底カバープレートにあります。回転させ押し込む方式ですので慣れが必要です。指が滑ってしまうため無理に押さない事です。 ・メーターの針が特殊な形状のため振れが収まるまで若干もたつきます。 ・フイルム装填で巻き上げが重くなります。ゴリ感は有りませんが無理な操作は控えた方が良いと思います。 ・シャッタ音に機種特有の金属残響音が入ります。低減処置はしましたが多少残っています。 「作例写真」 磐越西線ばんえつ物語号及び只見線寸描 阿賀町向鹿瀬、西会津町芹沢カーブ、山都町一ノ戸川橋梁、野沢駅、会津坂下駅 レンズ：5.8cmf1.8・200mmf5.6 フイルム：KODAK　UltraMax400 　本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。撮影を含め保証はございません。日本語取引による現状販売As is sale品です。 プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。