Nakamichi ナカミチ　700ZXE 動作品 お気に入りのデッキでしたが使用機会が減り、引継いでいただける方にお譲りしたいと思い出品しました。 全面パネルは小傷はありますが比較的きれいです。（写真ご参照）、 塗装部は年代相応の傷みやくすみ、錆びなどがあります。 また、データバックアップ電池が液漏れし、背面、電池ボックス周りの塗装が剥がれてしまいましたので簡易補修しています。 回路部はアナログ、ロジック部ともいろいろ故障しましたが、部品交換や調整整備を行い現在では目立った不具合はありません。 電解C、Tr、OpAmp、ロジックICなどの主だった劣化部品は新品と交換しています。Vol、SWに若干ガリがあります。 REW、FFの巻き終わり時、時々アイドラが滑ることがありますが、ボタンを押し直すことですぐに復帰します。 RAMM、AutoCal機能も正常に動作しますが、 ノーマルしか使っていない為、AutoCalの確認はノーマルでしか行っていません。メタルも大丈夫だと思います。ハイポジは試したことがありません。 音は評判に違わず素晴らしいナカミチサウンドだと思います。 他社上位モデルも所有しましたが、やはり700ZXEは別格です。 出品にあたり、PCでf特(-20dB録音）を測ってみました。写真ご参照 （特性保証はしません） テープは古いマクセルURというノーマルテープです。 23KHz位までは±1dB位、±3dBだと26KHz位まで伸びているように見えます。（1000ZXLなみ!?。700ZXEのカタログ値は23KHz±3dBです） 40年経って、ノーマルでこの特性は正直驚きです。（残念ながら、私の耳は14KHz～ は聞こえません?!） 再生ヘッドのアジマスは、レコード会社系のミュージックテープで聴感ベースで合わせています。 多少ズレがあるかもしれません。気になるようでした専門業者に調整をお願いしてください。 録音ヘッドはAutoで自動調整ですがリサージュも高域まできれいです。 説明は以上です。 現状、動作は安定していますが、古い製品ですの今後、不具合が起こる可能性はないとは言えません。 何かと手がかかるかもしれませんが、そうした点も楽しみに加えていただいて、ビンテージオーディオとお付き合いいただけるなら嬉しいです。